義務教育の「義務」は誰の義務?

小学校・中学校は義務教育です。これは、おとなや社会の「義務」です。子どもは教育を受ける権利・学ぶ権利を持っているのです。なので、「学校へ行くのが子どもの義務」というのはまちがいなんですが、そう思っているおとなもまだまだ多くいます。
子どもが学校に行かない場合、おとなや社会は別の方法で子どもに学びを提供しなければなりません。塾やフリースクール、インターネットを使った家庭学習などがありますが、費用がかかります。最近は学校からタブレットが一人ひとりに渡されているので、家にいて学校の授業を受けることも少し可能になってきましたが、学校以外で学ぶ方法はまだまだ提供できていません。