我慢ばかりしなくていいんです

「なんだかわからないけど、本当はいやだな」とか「自分はされていないけどとても怖い、つらい気持ちになる」など家の中で起きている『出来事』があるかもしれません。そんな時、「我慢すればいい」と思う必要はありません。我慢しなくていいんです。
 「なんでこんな目に遭わなきゃならないんだろう」とは思うけど、どうしてこうなるのかはわからない。助けを求めようにも、何をしてほしいかが分からないという気持ちがあるかもしれません。そういう時には一人で考えるのではなく、誰かに話すことはとてもいいことです。
「助けて」と言うのはとっても勇気がいることです。苦しい環境の中では、世界には「自分を苦しめる人」と「無関心の他人」と「苦しんでいる自分」しかいない気がしているかもしれません。でも「あなたを助けてくれる機関や人」は必ず存在します。今いる環境や周りにいるおとなが、世界のすべてではないことをわかってほしいです。
あなたが信頼できる他人がいれば話してみてはどうでしょうか。友人でもちょっと離れている親戚でもいいと思います。そういう人が思い浮かばなければ、チャイルドラインに話してみませんか。チャイルドラインはあなたの秘密を守ってお話を聴きます。