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認定NPO法人チャイルドライン支援センター 2023 全国研修公開講座

子どものSOSに気づいていますか?
~すべての子どもの聴かれる権利が保障される社会に~

今年4月に子ども家庭庁が発足し、子どもの権利条約の理念が取り入れられた「こども基本法」が施行されました。子どもたちが社会の一員として意見を発信し、安心してSOSを出せる社会にしていくために、わたしたち、おとなはどのようなサポートができるでしょうか。
24年間子どもの声を聴いてきたチャイルドラインのこれからの社会的役割も展望していきます。

【日 時】 2023年12月9日(土)
【会 場】 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟

(東京都渋谷区代々木神園町3-1 TEL:03-3469-2525)

主催:NPO法人チャイルドライン支援センター(認定NPO)
厚生労働省 2023年度自殺予防補助事業

開催概要

12月9日(土)

12:30~
受付開始
13:00~13:15
あいさつ
13:15~15:15
基調講演 甲斐田万智子さん
(認定NPO法人国際子ども権利センター代表理事)
15:15~15:30
(休憩)
15:30~17:30
パネルディスカッション
パネリストの活動・経験からすべての子どもの聴かれる権利が保障される社会への道筋について語り合います。
パネリスト:
今村 久美さん(認定NPO法人カタリバ代表理事)
内田 良さん(名古屋大学教育社会学教授)
竹村 浩(認定NPOチャイルドライン支援センター代表理事)
ファシリテーター:甲斐田万智子さん
★基調講演、パネリストのプロフィールは下記をご覧ください
◆定員:
定員300名(事前申込要)
◆申込:
12月5日まで
◆参加費:
一般 3,000円

終了しました。

◆問い合わせ:
NPO法人チャイルドライン支援センター(認定NPO) 事務局
〒162-0808 東京都新宿区天神町14 神楽坂藤井ビル5階
TEL: 03-5946-8500(平日10時~17時) Email: info@childline.or.jp

基調講演

モデレーター 甲斐田万智子

認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)代表理事。文京学院大学教授。
国際協力と子どもの人権が専門。広げよう!子どもの権利条約キャンペーン共同代表。子どもの権利条約総合研究所運営委員。 日本ユニセフ協会勤務、イギリス大学院をへて、インドで貧困家庭の少女たちを支援。1996年にシーライツに入職。カンボジアおよび、国内で子どもの権利普及に携わり、こども基本法とこども家庭庁が子どもの意見表明を確保し、子どもの権利に基づいたものになるように議員や関係者にはたらきかける。

監修『きみがきみらしく生きるための子どもの権利』(KADOKAWA)2023年。監修『世界の子どもの権利かるた』(合同出版)、2022年。編著『世界中の子どもの権利をまもる30の方法』(合同出版)、2019年。

パネルディスカッション

パネリストの活動・経験からすべての子どもの聴かれる権利が保障される社会への道筋について語り合います。

パネリスト 今村久美

認定NPO法人カタリバ代表理事
慶應義塾大学卒。2001年にNPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラムの提供を開始。2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍以降は、経済的事情を抱える家庭に対するオンライン学習支援やメタバースを活用した不登校支援を開始するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組む。ハタチ基金代表理事。地域・教育魅力化プラットフォーム理事。文部科学省中央教育審議会委員。こども家庭庁こどもの居場所部会委員。東京都学校外での子供の多様な学びに関する有識者会議委員。東京大学経営協議会学外委員。朝日新聞パブリックエディター。

パネリスト 内田良

名古屋大学大学院教育発達科学研究科・教授。博士(教育学)。
専門は教育社会学。学校のなかで子どもや教師が出遭うさまざまなリスクについて、調査研究ならびに啓発活動をおこなっている。
著書に『教育現場を「臨床」する:学校のリアルと幻想』(慶應義塾大学出版会)、『#教師のバトンとはなんだったのか』(岩波書店、共編著)、『校則改革』(東洋館出版社、共編著)、『ブラック部活動』(東洋館出版社)、『教育という病』(光文社新書)など。ヤフーオーサーアワード2015受賞。

パネリスト 竹村浩

(認定)NPO法人チャイルドライン支援センター代表理事
(認定)NPO法人チャイルドヘルプラインMIEネットワーク専務理事・事務局長。津こども劇場 事務局長を経て、特定非営利活動法人津子どもNPOセンター 事務局長、特定非営利活動法人三重県子どもNPOサポートセンター 事務局長。三重県いじめ調査委員会委員、三重県医療審議会健やか親子推進部会委員、三重県社会福祉審議会児童福祉専門分科会委員、同里親審査・施設機能強化部会委員

(敬称略)

参加費

一般 3,000円

終了しました。

『つらければ学校を休んでいい、学校から逃げていい』
というメッセージを聞いたことがあるかもしれません。

『学校へ行きたくない』と思っているのは自分だけなんじゃないか。
つらいことがあったからといって、逃げてしまうのはダメなんじゃないか。
学校を休んだあと、自分の将来はどうなってしまうのか。

そんな思いを抱えながら学校へ行き続けてきたあなたにとって『休んでいい、逃げていい』というのは、もしかしたらそんなにかんたんな話ではないかもしれません。

でも、今、学校はあなたにとって、安心で安全な場所ですか。
まわりに合わせるために、自分らしくないキャラを演じたりしていませんか。
親に迷惑をかけないよう、ひとりきりで乗り切ろうとしていませんか。

学校のことを考えるのがつらくてどうしようもないとき、『自分の味方なんていない』という考えが頭をよぎることがあるかもしれません。そのあなたに、伝えたいことがあります。

あなたがあなたのままでいることを支えてくれる味方はココにいます。
みな、あなたの今に寄り添い、明日のことを一緒に考えてくれる味方です。

“私の話を聞いてほしい”と思ったときには、「チャイルドライン」があります。18歳以下であれば誰でも無料で電話がかけられます。あなたの思いを大切に受けとめる大人がいます。

“学校以外で通える場所がほしい”と思ったときには、「フリースクール」があります。全国100団体が加盟するネットワークのなかには、この時期に無料で体験入会ができるフリースクールもあります。

“親にわかってほしい”と思ったときには、「全国ネット」があります。長年、不登校の子を持つ親の想いと向き合ってきました。『学校へ行きたくない』というあなたの気持ちをどうしたら親の方にわかってもらえるか。そのヒントが得られます。

“いじめにあってつらい”と思ったときには「ストップいじめ!ナビ」があります。いじめや嫌がらせから抜け出すための具体的な相談先やアイテムなどの情報を、ウェブ上で教えてくれます。またメンバーには、いじめ問題にくわしい弁護士もいます。

“不登校経験者の話が知りたい”と思ったときには、「不登校新聞」があります。不登校のきっかけや不登校した後にどのような人生を歩んできたのかなど、実際の体験談を載せています。

『学校を休みたいけど、休めない』と思ってつらくなったとき。
自分の気持ちを誰かに話したくなったとき。
どこか通える場所はないかと探したくなったとき。
いじめや不登校について知りたくなったとき。

あなたの味方がココにいることを思い出してほしいのです。

2017年8月25日
NPO法人全国不登校新聞社
NPO法人チャイルドライン支援センター
NPO法人フリースクール全国ネットワーク
NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
NPO法人ストップいじめ!ナビ

先日の熊本・大分の震災により亡くなられた方の、 ご冥福と負傷された方と被害にあわれた方の一日も早い回復と、 復旧、復興をお祈り申し上げます。 チャイルドラインでは、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故が、 子どもたちに与えた影響を検証し、 災害時、災害後に子どもの最善の利益を担保するために何ができるのか、 何をすべきなのかを考え、「災害時における子どものこころのケア」としてまとめました。 災害時だけでなく、平時でも子どもと関わるすべての方に役立てていただきたい内容となっています。   第1章 子どものこころに耳を澄ます 第2章 震災後の居場所の役割 第3章 被災地の子どもに寄り添うために 第4章 子どもを守るための地域での備え 第5章 災害時のボランティアの心得 第6章 災害時における子ども支援 ご希望の方には送料などの実費にて頒布しております。   被災地ハンドブック