知ってるかなアンケート 回答編 1月

ってるかなアンケート」回答編かいとうへん (回答数かいとうすう 368)

アンケートにこたえてくれたみなさん、ありがとうございました。
今回こんかいのテーマは「子どもの権利けんり」でした。
「子どもの権利けんり」というとむずかしくかんじるかもしれませんが、これはすべての子どもがまれたときからっているもので、たりまえまもられるべきことです。毎日まいにち生活せいかつの中には、じつはたくさんの「子どもの権利けんり」が存在そんざいしています。

① 小中学校がっこうは「義務ぎむ教育きょういく」ですが、その「義務ぎむ」はだれ義務ぎむ? (複数ふくすう回答かいとうあり)

これは、「おとな」の義務ぎむです。「おとな」には、その子どもをそだてている人だけでなく、まわりのおとなや学校がっこう先生せんせいなどもふくまれます。みんながきている「社会しゃかい」の義務ぎむともいえます。子どもは「まな権利けんり」「教育きょういくける権利けんり」をもっています。おとなや社会しゃかいがそれらの権利けんりまもる(保障ほしょうする)方法ほうほうの一つが「学校がっこうまなぶ」ということで、小中学校がっこうを「義務ぎむ教育きょういく」としています。けれど、「学校がっこうまなぶ」以外いがい方法ほうほうがほとんどなく、小中学校がっこうっていない子どもの「まな権利けんり」「教育きょういくける権利けんり」はまだまだまもられて(保障ほしょうされて)いないのが現実げんじつです。

子ども:53.8% おとな:52.7% その他:3.8%

② どんな理由りゆうがあったとしても、いじめをしてはいけない

「いじめ」はどんな理由りゆうがあったとしてもしてはいけません。「いじめ」は相手あいての「いま権利けんりまな権利けんりあそ権利けんりやす権利けんりなど)」をうばうだけでなく、将来しょうらいにわたってこころきずのこしてしまうこともあります。「いじめられるがわにもわるいところがある」といわれることがありますが、それはまちがいです。「わるいところがある」ことがいじめてもいいという理由りゆうにはなりません。また、自分じぶんは「いじめていない、いじっているだけ」とおもっていても、相手あいてがいやな気持きもちになっていたら、それはもう「いじめ」です。

そう思う:76.1% そう思わない:6.5% わからない:17.4%

③ しつけのために、おや保護者ほごしゃ)が子どもをたたくことはまちがっている

しつけのための体罰たいばつ(たたく、けるなど)は児童じどう福祉法ふくしほうなどの法律ほうりつ禁止きんしされています。おとながおとなをたたいたら暴力ぼうりょくとしてゆるされないのと同様どうように、たとえ「子どものためをおもって」というぶんがあっても、子どもをたたくことはゆるされないのです。「しつけ」は子どものこころ身体からだ成長せいちょう手助てだすけすることですが、体罰たいばつ(たたく、けるなど)はしたことにたいしてのばつであり、将来しょうらいにわたって子どものこころ身体からだ成長せいちょう影響えいきょうあたえることもわかっています。

そう思う:77.2% そう思わない:8.4% わからない:14.4%

④ 「子どもの権利けんり条約じょうやく

この条約じょうやく世界中せかいじゅうのすべての子どもがもっている「権利けんり」についてさだめたものです。1989年に国連こくれんで作られ、日本も1994年にその条約じょうやくまもることを約束やくそくしています。そこには、「子どもの権利けんり条約じょうやくひろらせることを約束やくそくする」という内容ないようふくまれていますが、30年ちかくたったいまなお、らないおとなもたくさんいます。チャイルドラインは、おおくの人にこの条約じょうやくってもらい、子どもがきやすい社会しゃかいつくっていきたいとおもっています。

「子どもの権利けんり条約じょうやく」について、くわしくりたい人は、こちらへ
https://childline.or.jp/kenri/

知っている:35.6% 知らない:27.7% 聞いたことがある:36.7%

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